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治療期間は?

不妊鍼灸の治療期間の目安について紹介しているページです。

6ヶ月以上の継続が大事!

不妊鍼灸の治療にかかる1回の時間としては、鍼灸院やコースによっても異なりますが40分~60分ぐらいが目安になります。

また、通う頻度や回数にかんしても、受ける人の身体の状態や生活スタイル、鍼灸院の方針などによりますが、週に1~2回のペースで通うケースが多いようです。

そして、治療の期間についても、やはりさまざま。どれぐらい通えば効果が出るかというのは体質や身体の状態、年齢、生活習慣などに大きく左右されるので、一般的な治療期間というのはなかなか言えません。ただ、あくまでも目安ではありますが、効果を感じるまでには少なくとも6ヶ月程度の治療期間を見ておいた方が良いようです。なぜ6ヶ月なのかというと、慢性化ししてしまった体質を改善するのに約2~3ヶ月、内臓の機能や自己治癒力などをアップさせるのに同じく2~3ヶ月、良い状態をキープするのに約1ヶ月という期間が目安になるからです(もちろん、これも個人差があります)。

ただ、年齢の高い方やホルモンバランスが悪くなっている方、長期間にわたって不妊治療(高度生殖医療)を繰り返してきた方などは、治療期間が長引いてしまうことが多いようです。

また逆に、「たった3ヶ月で体質の変化が実感できた!」という方もいるなど個人差が大きいので、焦ることなく、自分のペースで通いましょう。自分の身体の状態としっかり、そして前向きに向き合い、じっくり体質改善に取り組むという姿勢が大切になると思います。

コンスタントに通うことが重要

上で紹介したように治療期間は個人差がありますが、どちらにしても、コンスタントに通うことが大事になります。暇ができたときだけ、気が向いたときだけ···という通い方より、週に何回・月何回などペースを決めて通った方が体質にリズムがつきやすく、不妊改善の効果も出やすいでしょう。

また、日頃の食生活や生活習慣を改善することによって不妊鍼灸の効果が出やすくなることも大いに考えられるので、より短期間に良い結果を出すためにも、ぜひ日常からできることを実践しましょう。

治療内容でみる治療期間

不妊治療の治療期間は具体的にはどのくらいなのでしょうか?もちろん不妊治療は根本原因によって、個人差が大きく、また、妊娠までにかかる期間も人それぞれ。何年も頑張って不妊治療に取り組む方もいれば、半年程度で治療効果が出る方もいます。
また、各治療を組み合わせて行うことも多いため、一概にどの治療は○ヶ月というように特定の期間を明確に示すことはできません。

とはいえ、気になる治療期間。
ここでは、学術論文や症例などで紹介されている治療期間や検証期間を紹介いたします。もちろん、ここでご紹介する期間で結果につながらなかったと言って諦める必要はありません。
あくまでも、期間の参考にしていただければ幸いです。

鍼治療

不妊に悩む女性の精神的ストレスを緩和するための鍼治療の有用性を検証した研究報告では、鍼治療を3ヶ月間、1週間に2回の頻度で行った場合のストレス緩和の度合いを報告しています。なお、研究に参加した対象者が鍼治療を受ける前に何らかの不妊治療を行っていた期間は33.2〜19.2か月でした。
同研究によれば、鍼治療を3か月間、計24回受けた場合のストレス緩和効果は多くのケースで優位に不安が緩和。また、鍼治療後の科学的妊娠率は9.4%だったと報告されています。

本研究では鍼治療が女性不妊患者の精神的ストレスに及ぼす影響をPOMSおよびSTAIを指標に検討した。その結果,鍼治療には不妊患者が抱える緊張や不安,抑うつ.落ち込み.怒りや敵意,混乱するといった精神状態を緩和させる効果があることが明らかになった

出典: 『不妊女性の精神的ストレスに対する鍼治療の有用性』女性心身医学,20(3)2016[PDF]

また、多嚢胞性卵巣症候群に対して鍼治療を行った場合の効果を調べた研究では、1週間に1回の頻度で、6〜10回の鍼治療を行い、効果を測定。その結果、半数以上となる57.14%で卵巣症候群の改善が見られたことが報告されています。

鍼治療6回終了後に迎えた月経周期で超音波断層法および血中エストラジオールとプロゲステロンの測定によって卵胞発育と排卵を観察した。月経開始30日目までに卵胞発育または排卵を認めなかった場合にはピルを投与して消退出血を起こさせ鍼治療を4回追加した後に同様の観察を行なった。鍼治療を10回行なって迎えた月経周期30日目までに卵胞発育および排卵を認めなかった症例を無効とし,それまでに成熟卵胞を認めた症例または排卵した症例を有効とした。
有効症例の割合は57.1%となった。有効症例において成熟卵胞を認めるまでに要した平均日数は20.6日であり,成熟卵胞または排卵を認めるまでに要した平均施術回数は7.9回であった。

出典: 『多のう胞性卵巣症候群に対する鍼治療の効果』日本東洋医学雑誌,64(6)2013 [PDF]

灸治療

不妊症に悩む患者さんに対して、生姜灸を実施した場合の治療成績を発表した1960年代の研究によれば、生姜灸は機能的ホルモンバランスの乱れが原因の不妊症に対して効果があると報告されています。
同研究報告では、30回以上生姜灸治療を受けた方がもっとも効果を出していて(妊娠に至っていて)、中には2〜3回の治療で妊娠した事例も報告されています。妊娠は、受精のタイミングもあるため、必ずしも一概には言えません。この研究からもわかる通り、灸治療が不妊治療で効果を出すまでの治療期間は、人それぞれと言えるでしょう。

参考: 『不妊症および一時不妊症の生姜灸の治験』日本鍼灸治療学会誌,14(3)1965[PDF]

整体治療

整体治療が不妊に効果を出すまでの期間に関する研究は残念ながらほとんどありません。 整体は、骨盤の歪みなど、不妊症の原因となると考えられている体のバランスの乱れを戻す治療です。
そのため、人それぞれ、治療前の状況が異なることが、治療期間に対するエビデンスがほとんど無い理由と言えると考えられます。

アロマ治療

アロマセラピーによる不妊治療に関する研究もまだまだ事例が少ない分野の一つです。 アロマは、不妊治療の中でもストレスを緩和させ、治療効果を高める補完代替医療的な役割として用いられています。
そこで、ここでは、不妊治療を受ける女性に対して、アロマ治療の心理的満足感を調査した研究を参考に、治療期間について考えてみましょう。

2005年から2006年の間に、不妊治療を受けた女性に対してストレス緩和とリラクゼーションを目的にアロマによるハンドトリートメントを実施。その後のストレスケアの有効性を調べたアンケート調査では、1回のアロマ施術だけでも、フェイススケールを用いたアンケート調査で、有意にストレス緩和の傾向が見られたそうです。
このように、アロマは1回の施術でも、心をリラックスさせる作用がある治療法。
自宅でも気軽に取り入れられますから、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか?

当院におけるART患者において胚移植後にアロマセラピーによるハンドマッサージを施行した結果,フェイススケールを用いたアンケートでは全ての患者において気分が改善され良い作用をもたらしていた.

出典: フェイススケールを用いたアンケート調査』女性心身医学,14(1)2009 [PDF]

特集 大阪府内にある不妊治療の専門鍼灸院5院
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